【まちあるき】 石巻のキワマリ荘とART DRUG CENTERを巡り現代アートに触れる
ART DRUG CENTER
ART DRUG CENTERはキワマリ荘と同じ通り沿いにあり、キワマリ荘から見て南側に位置します。
ずんずん商店街を歩いていくと…
ありました!守長商店さんです。
まさかここで?と思う方もいらっしゃると思いますが、
奥に別で入口があり、この扉の先がART DRUG CENTERになっています。
ちょっとしたネタバレになってしまいますが…この日は入口を開けると、なんと…
いきなり展示が始まっていました。
こちらはヒラノショウマさん(写真はご本人)のスペース「メイドルーム。」です。ヒラノさんの作品を中心に、定期的に入れ替えて展示をされています。
色鮮やかな壁がある階段を上ると、いぼくまさんとkurokumaさんのスペース「KUMAKAN」が目に入ります。
こちらも定期的に企画展があり、ポップで面白い試みをよくされています。
隣の部屋に移動すると、今度はちょっとしたホールのような場所が現れます。
ここはART DRUG CENTERが管理するスペースで、この日は的戯さんのインスタレーション展示「ネイキッド・デイ・ブレイク」が開かれていました。まるで舞台のような照明ですが、この空間で実際にVRで演劇が見れる試みです。
さらに奥へ進むと、畳の部屋が現れ、奥には和箪笥が設置してあります。こちらにも様々な作家の作品が展示してありますので、ぜひ引き出しを一つ一つ開いて中身を見てください。例えば…
こちらは第23回岡本太郎現代芸術賞展で岡本敏子賞を受賞した、話題の根本裕子さんの作品です。ここで購入するができます。
そして、この畳部屋まで来た方が、きっとお会いになる方が写真の有馬かおるさんです。有馬かおるさんは現代アート界では有名な方で、第1回Reborn-Art Festivalに参加したことがきっかけで石巻に縁を持つようになり、現在も石巻に住みながら活動をしています。この有馬さんこそが、キワマリ荘とART DRUG CENTERの中心的な仕掛け人になります。
非常に気さくな方で、誰に対しても、まじめに受け答えをしてくれます。ギャラリーですので、作品を見る楽しみもありますが、こうして作家本人と話すことができる環境を整えている点はすごく面白い試みです。初心者にもやさしい取り組みだと思いますので、気になった方はぜひ一度足を運んでみてください。
名前 | ART DRUG CENTER |
住所 | 宮城県石巻市中央1-2-7-2F |
営業日 | 土・日 |
営業時間 | 12時00分~18時00分 |
Web | https://artdrugcenterishinomaki.blogspot.com/ |
備考 | 展示作品、作家は時期により変動しています。詳細はWEBサイトでご確認ください。 |