新年の運試しはここで！ 港町石巻でしか味わえない、食べられるおみくじ

世界でも有数の港町・石巻で、地域に長年愛され続けているかまぼこ屋さんがあります。
昭和元年創業の粟野蒲鉾店です。粟野蒲鉾店は、2023年5月に「おみくじかまぼホ」という商品を発売しました。

今回は、新春の運試しにもピッタリの「おみくじかまぼホ」の楽しみ方について、実際に”おみくじ体験”をしながらご紹介します。

かまぼこで運試し？おいしく楽しい占い方をご紹介

JR石巻駅から歩いて15分ほど、石巻マンガロードを進んでいくと、今回の目的地である「粟野蒲鉾店」が見えてきます。昭和元年から守り続けたこだわりのかまぼこを提供しています。
瓦や木製の扉から趣きが感じられつつも、シックな雰囲気で、気負わず入ることができる店構えです。

落ち着いた外観と思いきや、 店の中にも外にもマンガ・アニメのキャラクターが飾られていたり、マンガの街らしく遊び心が満載のお店です。 もちろん、店内にはズラリと美味しそうなかまぼこが並べられており、長く市民に愛されてきたことも納得の居心地の良さで、じっくり商品を選ぶことが出来ます。

ここで、もう一つの目的地をご紹介します。
それがこの「萬画神社」です。萬画神社は粟野蒲鉾店と同じ商店街にあり、雨の日も風の日もマンガの街・石巻を見守っています。粟野蒲鉾店と道路を挟んで反対側にあり、近くの横断歩道を渡って行くことができます。

マンガの王様・石ノ森章太郎がご神体で、 「マンガ＝萬願」を叶えてくれると言われており、石巻のまちなかの隠れたパワースポットになっています。 こちらへは、おみくじかまぼホを購入してから訪れることをおススメします！

粟野蒲鉾店で、「おみくじかまぼホ」をいざ購入！

さっそく「おみくじかまぼホ」の楽しみ方を紹介していきます！
お店に入ると、笑顔の素敵な店員さんが迎えてくれます。

まずは店頭で 「おみくじかまぼホ」（税込395円） を注文します。すると渡されたのは商品ではなく、大きなおみくじ箱。おみくじの結果によって渡されるカマボコが違うとのことで、願いを込めて元気よく振っていきます。

引いてみたところ、結果は中吉でした。ほどほどの運勢ということで、高望みしすぎず頑張っていこうと思います…

結果を店員さんに見せると、「はい、どうぞ」と 「おみくじかまぼホ」と色のついた「ミサンガ」が渡されます。 

「神社のおみくじだと、おみくじの紙を結び付けると思うんですけど、かまぼこは結べないので、このミサンガに願いを込めて結び付けてください♪」とのこと。

ということで、向かいの萬画神社に行くまで、大切に握りしめておきましょう！もちろん、持ち帰って大事に残しておいたり、身に着けていたりしてもOKです！

運試しのあとは、かまぼホを味わう！

運試しのあとは、かまぼホを思う存分味わいます。
袋から取り出してみると、かまぼホからいい香りが漂ってきます。一口食べてみると、肉厚で歯ごたえばっちり、絶妙な旨味が口の中いっぱいに広がります。

表面には先ほど引いた「中吉」の結果と、ご神体がかわいらしい刻印で描かれています。
今回は中吉の刻印でしたが、 大吉・中吉・小吉の3種以外にシークレットもあるとのことです。  見て楽しい食べておいしい、ワクワクいっぱいのかまぼホです！

願いを込めて、萬画神社にお参りを

カマボコを味わったら、忘れずに萬画神社へお参りしましょう！
萬願を成就させてくれるとのことですが、せっかくなので今回は
「絵が上手になりますように…」とお祈りしてきました。

神社の左隣には、「萬画宣言」が書かれた看板があります。
なぜマンガを「萬画」と表すのかや萬画の可能性について記されています。

 お参りが終わったら、粟野蒲鉾店で受け取ったミサンガを結びつけます。  ミサンガの多さから、沢山の人がここで願いを込めたことが分かります。
ほどけないように、しっかりミサンガを結び付けたら参拝は完了！
これでばっちり、きっと石ノ森先生が願いを叶えてくれることでしょう。

新春は石巻でおみくじかまぼホを！

もうすぐ2024年が始まります。新たな年の運試しに、おみくじかまぼホはバッチリの一品です。新年の願いはもちろん、受験や新生活の幕開けも近づく新春に、マンガの街・石巻でおいしく楽しい運試しはいかがでしょうか？

粟野蒲鉾店 本店

萬画神社