石巻の横丁が舞台となった「ねこ物語」が誕生!

2022年2月22日(火) 2-にゃん-が連なる特別な猫の日に宮城県石巻市にある松川横丁を舞台にした、とある子猫の物語が誕生しました!

松川横丁とは…
宮城県石巻市のまちなかにある横丁。老舗の料亭および住商複合施設「COMICHI石巻」が軒を連ねています。JR石巻駅から徒歩10分。最北端の猫島「田代島」への玄関口として2019年より猫の取り組みを実施しています。

松川横丁ねこ物語 絵本

ちょっと昔の、子猫のお話ー
舞台は川港、石巻。老舗料亭や飲み屋が並ぶ賑やかな松川横丁に迷い込んできたのは1匹の茶トラの子猫でした。
これは、はぐれてしまった母猫を探しながら松川横丁で過ごす子猫の物語。


石巻で”ねこプロジェクト”が始まったのは2019年のことでした。
きっかけは2018年ー。石巻のまちなかに網地島ライン発着所ができ、最北端の猫島「田代島」への観光客が多くまちなかへ訪れるようになりました。田代島の玄関口としておもてなしを考え、松川横丁では通り沿いに猫の置物を置いたり、猫スタンプラリーを開催したり…。はじめは小さなものばかりでしたが、2020年からは「いしのまき猫印めぐり」や「いしのまきねこふぇす」を実施し、松川横丁を起点として猫好きのコミュニティー”ネコミュニティ”が広がっていきました。
猫が好きで石巻へ訪れた人々へ「石巻をもっと知ってほしい!」そんな思いから、今回の絵本制作がスタートしました。絵本の舞台は1970年頃の石巻・松川横丁。今も残る風景と、時を経て無くなってしまった風景が織り混ざり、少し懐かしくなる温かな絵本となっています。
また、”ねこプロジェクト”が始まって数年、新たに浮上したのが地域猫問題でした。猫は時に癒しを与えてくれる存在ですが、一方で糞尿被害や庭荒らしなどで問題となってしまうのが野良猫です。その野良猫たちを野良として放置するのではなく、地域ぐるみで猫トイレの設置やTNR活動をして野良猫を減らしていく活動が全国各地ではじまっています。この絵本は、そんな地域猫について考えるきっかけになることも願って制作されました。

■作:まきのねこ、絵:ぺぽ
■制作:松川横丁ねこ物語制作委員会
■価格:561円(税込)
■販売場所:いしのまき元気いちば(宮城県石巻市中央2丁目11-11)

グッズ

「松川横丁ねこ物語」の発売に合わせて、グッズも販売スタート!

《クリアファイル》
昔の松川横丁が地図になりました。地図には当時のお店の名前が描かれています。子猫が歩いたこの通りを、地図を片手にお散歩して見ませんか?
■サイズ:A4
■価格:385円(税込)
■販売場所:いしのまき元気いちば(宮城県石巻市中央2丁目11-11)
《ねこランダムステッカー》
松川横丁周辺で過ごしている地域猫たちがステッカーになりました。当たりが出ると横丁に住む神猫さまに会えるかも!(1袋にステッカー3枚入り、全6種[シークレット有])
■価格:440円(税込)
■販売場所:いしのまき元気いちば(宮城県石巻市中央2丁目11-11)

「松川横丁ねこ物語」の売り上げの一部は、地域猫活動に使用されます

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茶トラステッカー

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