【震災から10年】まちなかの新しい景色
東日本大震災で大きな被害を受けたまちなかは、復興と共に再開発事業が行われてきました。整備された場所はまちなかの新たな拠点となり、たくさんの人々に親しまれています。今回はそんな再開発事業を含めた『まちなかの新しい景色』をご紹介いたします。
駅前
震災後、駅前の市役所を起点に石巻市立病院や防災センターなどが整備されました。2019年5月には市役所、防災センター、市立病院、ささえあいセンターをつなぐペデストリアンデッキが完成し、緊急時に行政・医療・福祉が連携して活動できるようになりました。今もなお、東日本大震災時に津波で浸水してしまったことを教訓として整備事業が進められています。
市立病院
住所 | 〒986-0825 宮城県石巻市穀町15-1 |
電話番号 | 0225-25-5555 |
公式HP | 石巻市立病院 公式HP |
ささえあいセンター
住所 | 〒986-0825 宮城県石巻市穀町15-2 |
電話番号 | 0225-25-6099 |
公式HP | 石巻市ささえあいセンター 公式HP |
防災センター
住所 | 〒986-0825 宮城県石巻市穀町12-1 |
電話番号 | 0225-95-1111 (危機対策課:内線4211,4312,4313) |
公式HP | 防災センター 公式HP |
再開発事業
震災後2800人ほどまで減少した居住人口を増やすため、また震災の影響により空き地と化してしまった土地で新たなコミュニティをつくるため再開発事業が進められました。2016年には石巻テラス、石巻ASATTE、リバーサイドMOTOMACHI、COMICHI 石巻が整備され、まちの新たなシンボルとなっています。現在工事中の建設物もあり、今後もまちなかの景色は変わっていきます。
石巻テラス
石巻ASATTE
リバーサイドMOTOMACHI
COMICHI石巻
中央一大通り商店街
かわの風景
震災前には中瀬の造船所を中心に、多くの船が川沿いに停泊していました。震災後は防災のため堤防が整備されましたが、今ではその堤防を含めた「堤防一体空間」が新たな賑わいの場所となっています。
いしのまき元気いちば
一階が物販コーナー、二階が元気食堂となっています。一階では石巻の新鮮な魚はもちろん、お土産品も数多く販売している他、野菜やお惣菜、パンなども販売しており、地元民にも観光客にも愛される場所となっています。
利用時間 | 一階9:00〜18:00、二階11:00〜20:00 ※営業時間が変更になる場合があります。 |
住所 | 〒986-0822 石巻市中央二丁目11-11 |
電話番号 | 0225-98-5539 |
公式HP | いしのまき元気いちば 公式HP |
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石巻市かわまち交流センター(かわべい)
石巻観光協会、石巻圏観光推進機構が事務所を構えている施設であり、市民交流ホールやキッチンスペース、ミーティングスペースは一般利用することができます。2階のサロンスペースは自由に利用できるため、学生たちの勉強場所としても利用されています。
利用時間 | 9:00〜21:00 |
住所 | 〒986-0822 石巻市中央二丁目11-21 |
電話 | 0225-93-6448 |
公式HP | かわべい 公式HP |
堤防
防災のために整備された堤防ですが、新たな目線から見える素晴らしい景色に多くの人が足を運んでいます。景色のみならずこの堤防では年間を通して様々なイベントが開催されており、石巻の新たな賑わい拠点になっています。
内海橋・西中瀬橋
2020年9月10日に「新内海橋」が開通しました。まちなかから中瀬、そして湊へと繋ぐ重要な役割を果たしていたのが「旧内海橋」ですが、新内海橋は約100m上流側へ移動し、まちなかと湊を直接つなぐ橋へ生まれ変わりました。
中瀬へとつなぐ橋は「西中瀬橋」「東中瀬橋」の2橋が整備され、「西中瀬橋」は2021年1月に開通しました。(「東中瀬」2月現在工事中です)港町の重要な役割を担っていた橋が生まれ変わり、石巻の川景色が大きく変化しました。
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いかがでしたか?震災から10年の月日を経て変わったまちなかの新しい景色をご覧いただきました。
今も昔も、石巻でしか見ることのできない景色。
まちあるきをしながら、ぜひ新しい石巻の景色を楽しんでみてくださいね。